今回珍しく3本も新作タイトルのゲームを立て続けに買ったので「せっかくだから」レビューです。
ネットの風評なんて全て無視で、実際に自分で買ってプレイし自分で感じた事です。
少なくとも自分にとっては「絶対」の評価(以下の3本)
①ドラゴンクエスト9 星空の守り人(DS)
②初音ミク project DIVE(PSP)
③テイルズオブVS(PSP)
色々とネット上には「風評」がありますが、
ゲームに限らずどんな者を作ろうと(行おう)と一定確立必ず反対する人はいます。
そして数が売れていれば(母数が多ければ)確立が同じでも批判の絶対数が多くなり、それに便乗してアンチが騒ぐ事も多く、逆にそれなりに満足している人はわざわざ掲示板などに文句などを書き込みません。
以上の事も考慮して「総合的」に風評を見るべきです。
少なくとも「風評」の「文章」のみで判断した所でまともな判断は期待出来ません。
情報過多の今の時代、情報は発信する側だけでなく受け手にもスキルが必要です。
特にゲームなんてものは好みの部分がかなり大きいので尚更です。
「あれこれこうだからこのゲームが良くない」等いろんな批評が出ますが、
結局のところ、突き詰めて考えればどんな要素であろうと
プレイヤーにとって面白いと感じれば良いゲーム
プレイヤーにとってつまらないと感じれば悪いゲーム
なのです。原点回帰。
その結果に、原因はあっても理屈は必要ありません。
そして風評がどうであろうと
「自分でやれば分かる」
で、ここまで色々言って置きながらレビューにまともな内容はありませんw
一般に言われてる事と同じこと言ってもつまらないのでw
まずは①ドラゴンクエスト9 星空の守り人(DS)
(ネタバレ無しのはず)
結論から先に言うと
なんだかんだいっても、楽しめているので自分にとっては良いゲーム。
世の中でどういわれていようと、実際に自分で金出して買ってプレイして感じた事なので少なくとも自分にとっては「絶対」の真実。
まずはこのゲームの特徴。
装備品で「メイド服」や「体操服ブルマ+ニーソ」などを設定出来ると言う点。
そういうゲームなのか・・・w
意外に装備したもの全てのものがグラフィックで表示されるのは初
(アクセサリーは表示されない)。
そして布の服は「パジャマ」なのか! とか。
「かめのこうら」ってこんな不恰好だったのか! とか
「あぶない水着」は、思ったほどあぶなくないじゃないか! とか
今まで おなじみの装備 に対して 新鮮な驚き がありました。
しかしイベント時や戦闘時にアップになった時の絵が荒く、この辺がDSの限界でしょうか。
何よりも 後 姿 が 「 が に 股 」なのはいかがなものかw
このようなシステムになったため装備品を「見た目」か「実用」どちらを重視するかで性格が出るかもしれません。
今回の転職システムは何度転職してもペナルティのようなものが無いシステムで
一つの職業でレベルアップして溜めたスキルポイントで他の職業のスキルに使う事が出来、レベル1の状態でスキルカンストさせて、欲しい能力だけ奪ってさっさと他の使える職業に転職したりする事が出来、
「 職 業 の 重 み 」が 全 く な い のがポイント。
このシステムに全く不満が無いわけではありませんが、それなりに慣れると面白い。
なによりも昔ダーマ神殿にいた「わしはぴちぴちギャルになりたいのう」のじいさまが
「メイドさんになりたいのう」に変わったところに 時代の流れを感じたw
しかし今回「賢者」が上級職にも関わらず「まほうつかい」と「僧侶」の能力を足して2で割ったものになっているのが不満。
両方の全ての呪文を覚えるから「賢者」なのであって、
こ れ で は た だ の 凡 人 で す
一応パラメータが高めになっているところが上級職としての体裁を保っている部分。
そしてやっぱりすれ違い通信。
通信と同時に「地図」を一つ差し出せるシステムは大成功したと思う。
しかし、これが盛り上がっているのもそれなりにゲーム本体がしっかり機能している事が前提で、
単にこの機能のみが受けているわけではない。
地域によっては 「すれ違えない通信」 とも言われているようですがw
ちなみに新宿駅周辺でこれを行うとその気になればすぐに100人以上は余裕で稼げます。
これをやるとオタっぽくない普通の人にかなり広がっていると実感出来ます。
まぁ今のオタは 外見で分からない人 が増えたと言うのもありますが。
ついでに今回「かいしんの一撃!」が「ミス」する事があります。
か い し ん の 空 振 り ??
初代ドラクエ以来の現象が9で堂々の復活。
これは意図的なのか、ただの設定ミスなのか、いくらなんでもこれはないでしょう。
ドラクエ2の時の
「まだこちらにきづいていない!」→「にげる」→「しかしまわりこまれてしまった!」
の時は「嘘だ!!」の気分でしたが、これは無いようです。
「まじんぎり」の打率は以前より確実に落ちています。
しかし全員取得可なので、メタルな敵出現時は4人全員オノで殴りかかる、
「メタルじゃなくても逃げたくなる猟奇仕様」
に出来るので結構当たります。
全体的には良くも悪くも王道の展開に、シンプルな世界観。
むしろ自分の場合はRPGに対して、なんとなくファンタジーな世界に浸れる様な雰囲気を求めているので
今時の和製RPGにありがちな、奇をてらいすぎた強引な世界観設定に、「キバヤシ並に」理屈っぽいと感じるストーリーはなじめません。
そういう意味で変に捻らない昔のテイストを残しているところは持ち味なので今後も維持して貰いたいものです。
全体の出来自体は「DSとしては」良く出来ていると思いますが、ナンバリングタイトルとしては微妙。
「ドラクエDS」あたりのタイトルにするのが無難だったような気はする。
あと一回限りで再現は無しですがゲームがフリーズしました。
再び電源立ち上げるのが怖かった事怖かった事。
「おきのどくですが・・・」
は勘弁です。
なんとか無事に立ち上がったものの前のセーブポイントに戻ります。
いくらなんでもゲーム性云々の前に正常に動くことは基本中の基本。
2年も発売伸ばしたのだからデバックはしっかりやって欲しいもの。
それでも
なんだかんだいっても、楽しめているので自分にとっては良いゲーム。
なのですよ。